マスター系テーブルのレコードは物理削除してはいけない。

商品テーブルや社員テーブルのような系統のテーブルをマスター系テーブルといい、
明細テーブルなどをトランザクション系テーブルという。

マスター系テーブルを削除する場合、レコードをdelete文で物理削除するのではなく、削除フラグを更新するようにして論理的に削除を行うほうがよい。
その理由は、たとえば、明細テーブルの内容を表示する一覧画面があるとする。その画面では商品名を表示するようになっていて、明細テーブルの商品番号をキーに、商品テーブルを参照して商品名を取得するようになっていたとする。ある日商品テーブルのレコードを物理削除した場合、一覧画面で一部の商品名が表示できなくなってしまう。