定期的に保守する必要性について

昔、何かの本で読んだことがあるのですが、伊勢神宮の建物は二十年毎に作りかえている、ということが書いてありました。
なぜ、そうしているかというと定期的に作り変えることで、技術の継承を図っているらしいのです。
逆に作りっぱなしでそのまま百年とか経過してしまうと、誰も作り方を知らない状態が発生するので、
それを防ぐための昔の人の知恵なのではないかということが書いてありました。

システムの保守でも同じことが言えるよなぁ、とそのとき感心したのを覚えています。
システムの場合、二十年とまではいかなくても機能追加やバグ修正を三ヶ月以上行っていないシステムを保守する場合は、少し慎重になってしまうものです。
仮にドキュメントがあったとしても、そのドキュメントが正しいかどうかすら時間の流れでわからなくなります。

以上のことを踏まえ、システムの保守要員に対しては意識して保守案件のアサインをする必要があるのではないかと思いました。